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発電売電の相談所 注目のエコ~風力発電~ 風力発電のデメリット

風力発電のデメリット

■ 天気の変動によって、出力される電圧など変動してしまう

風力発電は、発電が不安定である点が最大の問題です。台風などにより暴風が吹く日もあれば、全く風のない日もあります。風力発電は風が吹かないと発電できないので、風がない日が続くと電気が供給できなくなってしまいます。また、風力発電機には適切な風量があるため、風が強すぎると設備を損傷してしまう恐れがあります。雷にも弱く、雷が落ちてしまうと、故障や事故の原因になる恐れもあります。
電力が安定しないと、電力会社は周波数や電圧の維持が困難となるので、最悪の場合、停電を招く可能性があります。現在ではブレードの角度を変えて調節したり、また一定以上の速度になると発電を一時的に停止したりするなどの対応していますが、まだまだ不十分といえます。
供給する電気の電圧などが不安定になることも問題です。他国は日本のように電圧が安定しているわけではありません。アメリカでは100~120V程度の幅のある電圧で電気が供給されています。それに対して日本では、常に100Vで供給され、使用する私たちもそれが通常であると認識しているのが現状です。
今後の更なる風力発電の普及のためには、電圧も安定した電気を常に供給することが最大の課題と言えます。

■ 広い場所、風況の良い場所の確保が困難

風力発電所を設置するには、平らな場所が必要です。また、風車は高い場所に設置した方が風を多く受けるため、高い場所に設置することが望ましいとも言われています。平地の少ない日本では稜線上など山間部での建設も多くなっています。平らな広い場所の確保が厳しいため、日本での風力発電設備の大量設置は難しいものがあります。また、高い場所に設置するとその都度そこまで登らなくてはならないですし、メンテナンスが大変です。 日本は国の面積自体がアメリカや中国に比べ小さいので、設置台数も限られてしまいます。その中で、条件の良い設置場所を探し確保しなければなりません。

■ 環境破壊と景観破壊

日本では山の尾根に風車が建てられる事が多く、そのため巨大な風車を運ぶために搬入路の新設、拡張工事等により、森林伐採を伴うことも少なくありません。森林伐採等により、環境の変化も余儀なくされてしまいます。
また、現在では大型化がすすみ、ウィンドファームと呼ばれる大型風力発電施設に設置される風車はかなりの大きく、直径45~90m、高さも高いものでは130m以上になる巨大な大きさです。設置数が10を超えることもあり、そうすると設置前と設置後では景観が大きく異なります。大きな風車がいくつも集まっているという景観が観光資源になることもあるので、一概に景観破壊とはいえませんが、元あった美しい景色が損なわれるとなると景観破壊に繋がりますし、風力発電の普及により風車の風景が珍しくなくなった場合も景観問題につながってくると考えられます。

■ 騒音・低周波による影響

風車が民家の近隣に建設されると、ブレードやタービンの部分が出す風を切る音が引き起こす騒音・低周波振動が問題になります。夜に眠れなくなったと、体調不良になったというクレームが頻繁に起こり、場合によっては社会問題になりうる可能性もでてきます。実際に起こる症例として、頭痛や手足のしびれ・圧迫感・肩こり・めまい・吐き気などが確認されています。ペットの犬や猫にも影響が出ている例もあるそうで、犬は、夜中 吠え続け、室内を駆け回ったり、壁をかきむしったりすることもあるという報告もあります。

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